「日本語教育機関認定法」の施行にともない日本語教育は大きな転換点にあります。「日本語教育の推進に関する法律」の目的の一つは「共生社会の実現」とうたわれています。しかし、「共生」ということばはイメージが良く心地よく受け入れられやすいため安易に使われているものの、実際にそが何を意味するのか、そのためにはどのような努力が必要なのかについての十分な議論が進んでいないのが実状ではないでしょうか。そこで、今回、「共生」の議論を教育社会学の視点から活性化なさってきた志水宏吉先生をお迎えします。先生に「共生」のフィロソフィーや実現のために必要な心構え等をお話しいただきます。ご講演の後、各自の活動に落とし込んで考えたことや感じたことなどを参加者同士で共有する時間もとる予定です。最後に、志水先生への質問タイムを設けます。共生について改めて考え、そのフィロソフィーを各々がどのように日本語教育に取り入れていくかじっくりと考え分かち合う時間をもちませんか。
※お申込み後の返金はお受けしておりません。予めご了承ください。
申 込: Peatix にて https://kyouseisaikou-tabunka.peatix.com/
締 切: 2025年2月20日(木)24時
主 催: 多文化共生社会における日本語教育研究会
問合せ先:tabunkanihongo.kenkyukai[at]gmail.com
※[at]を@に置き換えてください。
本研究会は,多文化共生社会の実現のために特に日本語教育分野から積極的な貢献を行うことを目的として,2006年に日本語教育学会のテーマ別研究会として設立されました。成人および年少者に対する日本語教育を多角的かつ総合的に研究,考察し,多文化共生社会における日本語教育のあり方や,日本社会の外国人受け入れ体制の整備などについて議論を行っています。